NEWS（お知らせ）旭川校の学生が「稲作体験塾～稲刈り編～」に参加しました

2017年10月11日

　本学と相互協力協定を締結しているＪＡグループ北海道およびＪＡあさひかわの協力を得て「稲作体験塾～稲刈り編～」を平成２９年９月２４日（日）に実施し，旭川校の生活?技術教育専攻の学生を中心に４３名の1?２年生が参加しました。
　この事業は，５月に行った田植え編の続編であり，東旭川旭正にある佐野彰俊さん圃場で，黄金色に色づいた稲を，１株ずつ手刈りしていきました。わずかな面積でも，ずっと腰をかがめて刈り取る作業は大変で，何度も腰を伸ばしている様子が見られました。学生達は，自分の植えた苗の成長に驚き，また刈った稲を藁で束ねていく作業はことのほか難しかったようで，農家さん達の手さばきを見ながら，苦戦しながらも頑張っていました。稲刈りを楽しみつつも，農作業の大変さと日々の苦労も実感でき，それゆえに，稲の世話をしていただいていた佐野さんやＪＡの方々への感謝もひとしおでした。
　午後からは，農家の母さん達と共同で食事作りを行いました。農家の母さん達の家で採れたお米や野菜などを使って，おにぎり，豚汁，じゃがいも?かぼちゃの団子のお焼き，おしるこを約５０名分，一緒に作りました。大きな回転釜を使っての豚汁づくりや，調理台いっぱいに広がるじゃがいもとかぼちゃ団子，一つ一つ愛情込めて握る新米のおにぎり，プロのお母さん達に教わりながら，一緒に作って食べる昼食は，最高の味となったようでした。
　地産地消の大切さや北海道の食の豊かさを感じると共に，実際に味わいながら，その食の向こうにある，生産者の方々の苦労と愛情を実感しているようでした。
　次回は，そばうち体験と稲藁のお正月リースづくりを予定しています。
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