NEWS(お知らせ)令和2年度 これからのへき地?小規模校教育充実研修【学習指導?学級経営】を開催しました
2020年8月25日
令和2年8月17日(月)、令和2年度 これからのへき地?小規模校教育充実研修【学習指導?学級経営】 ~小?中学校の円滑な接続を目指した効果的な指導の在り方~ を開催しました。この研修は、北海道立教育研究所が主催する現職教員向けの研修に本学が共催?連携して行う研修であり、本学札幌駅前サテライトを主会場に、双方向遠隔講義システムを使用して、旭川校?釧路校?函館校に接続し、21人が受講しました。また、一部講義はウェブ会議システムZoomを用いて開催し、小規模校及び複式学校25校?95名が参加しました。
本学と北海道立教育研究所が連携して、昨年度から共同で研修を企画?運営しており、少人数及び複式学級における学級経営?学習指導をテーマに基本的な指導法への理解を深め、実践的な指導力を高めるとともに、新しい授業の改善?充実に向けた方策を考えることを目的とした内容であり、本学へき地?小規模校教育研究センターが講義?演習及び各会場の運営等に携わりました。
はじめに、北海道立教育研究所の担当者がへき地?小規模校、複式学級の学習指導?学級経営等について説明し、各会場の本学へき地?小規模校教育研究センター員が助言を行いつつ、講義?演習を行いました。
続いて、川前へき地?小規模校教育研究センター副センター長が講師として「へき地?小規模校?複式学級のよさを生かした学習指導?学級経営の在り方」と題して、小中接続を意識した学習指導?学級経営について、教師と子どもの信頼関係を形成しやすいこと、地域に協力する公共活動?ボランティア活動を行いやすい点など、特性を示した上で、信頼関係を基盤とした社会性の育成、発言?発表機会の拡充など、特性を利点として生かす必要性等について講義しました。
なお、今回の【学習指導?学級経営】に引き続き、令和3年1月12日(火)には、小規模校及び複式学校に勤務する中堅段階及びミドルリーダーの教諭を対象とした研修が、同様に本学4会場で開催されます。
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講義の様子(札幌駅前サテライト会場) ? 講義の様子(旭川校会場)
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グループ演習の様子(釧路校会場) グループ演習の様子(函館校会場)