NEWS（お知らせ）第3回へき地体育フォーラム?第24回へき地?小規模校教育推進フォーラム「島の体育のものがたり」を開催しました

2025年1月10日

　令和6年12月21日（土）、本学へき地?小規模校教育研究センターは、第3回へき地体育フォーラム?第24回へき地?小規模校教育推進フォーラム「島の体育のものがたり」を対面とオンラインのハイブリッドで開催しました。
　今回のフォーラムでは、離島の小学校を会場として、へき地?小規模校における体育?保健体育の在り方についてのディスカッションを行うことを目的としており、会場校となった利尻町立鴛泊小学校で小学校時代を過ごした利尻富士町の吉田教育長と札幌市立石山中学校の網島校長が登壇し、当時の離島での子どもたちの遊びや運動、現在の利尻島での教育について紹介されました。その後、鴛泊小学校に教諭としての勤務経験があり、現在は北海道内の体育?保健体育の授業研究を牽引する本学附属旭川小学校の加藤教諭が、へき地?小規模校での体育授業の重点について解説を行いました。また、今年度から初任者として鴛泊小学校で勤務している谷口教諭からは、鴛泊小学校の現状や体育授業での工夫について紹介がありました。
　さらに、鴛泊小学校で2年の教諭経験があり、現在は日本スポーツ教育学会理事長の日本体育大学近藤教授が登壇し、鴛泊小学校での初任時代のエピソードや体育?保健体育のこれからについてお話がありました。本学からは、旭川校の高瀬教授、札幌校の中島教授が、へき地?小規模校を対象とした体育授業研究や実践の紹介を行いました。
　当日は、島内?島外から来場した対面参加者が25名、オンラインでの参加者が85名となり、参加された方々からは、今後のへき地?小規模校での教育を考える上で大変有意義だったというコメントが多くありました。
　本センターでは、今後もへき地?小規模校における教育についてのさまざまなフォーラムやセミナーを企画?運営していく予定です。