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NEWS(学生の活躍)地域文化研究室の学生が「聞き書き」研修会に参加しました。

2024年7月30日

 令和6年(2024)7月27日(土)?28日(日)の両日、備中聞き書き実行委員会主催「第15回備中で暮らす匠への『聞き書き』~これからの生き方を考える」が開催され、釧路校地域文化研究室の学生がオンラインで参加しました。
 「聞き書き」とは、「一対一の対話を通じて『話し手』の人生や価値観を引き出し、記録する作業」です。地域の特色や歴史、伝統?生活?文化を体現する生き方をしている「匠」や「名人」を「話し手」として「聞き書き」をすることで、「聞き手」は「匠」や「名人」の生き方や価値観に触れると同時に、「匠」や「名人」の暮らす地域の歴史や伝統?生活?文化についても理解を深め、自らの生き方についても思いを馳せていきます(代田七瀬?吉野奈保子2012『聞くこと?記録すること―「聞き書き」という手法―』SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ事務局?国連大学高等研究所)。
 現行学習指導要領において、学校は改めて子どもたちを「持続可能な社会の創り手」として育んでいくための場所と定義されました。であるならば、教員も子どもたちを「持続可能な社会の創り手」として育んでいくことで「持続可能な社会」の実現に貢献していく、やはり「持続可能社会の創り手」であると言わなければなりません。教員が持続可能性を体現する「匠」や「名人」の生き方や価値観に触れ、地域の歴史や伝統?生活?文化について理解を深めることは、学校が教育課程を社会に開き、「持続可能な社会」の実現に貢献していくことへとつながっていくはずです。
 地域文化研究室では、このような課題意識のもと、備中聞き書き実行委員会のご理解とご支援を得て、令和3年(2021)より同会の主催する「聞き書き」研修会に参加しています。
 研修会当日は、「聞き書き甲子園」を主催するNPO法人共存の森ネットワーク理事長で、『人は自然の一部である』(2023年、地湧の杜)『森と算盤―地球と資本主義の未来』(2024年、大和書房)の著者でもある渋沢寿一氏による講演「今、なぜ、聞き書きなのか」や「聞き書きミニ体験」「文章校正ワークショップ」、映画「森聞き」の上映会等を通して「聞き書き」の方法や「聞き書き」をする意義等について理解を深めました。
 参加した学生からは、「改めて聞いてみないと聞くことができない話もあると思う。その人のこれまで知らなかったことも知り、自分の人生についても考えるきっかけにしたい」「感謝の気持ちを忘れず、話し手になってくれる人の人生や価値観としっかり向き合い、自分が成長するきっかけにしたい」といった感想が聞かれました。「聞き書き」の成果は冊子にまとめられる他、12月21日(土)開催の「聞き書きフォーラム」で発表を行う予定です。

オンラインでの講義の模様

渋沢寿一氏による講演の模様

アイスブレイク

ワークショップの模様

オンラインでの意見交換

参加者による記念写真


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