NEWS(地域連携)「学校教育の実践と省察Ⅰ」を実施しています。
2024年11月26日
「学校教育の実践と省察Ⅰ」は,前期に「学校体験」を経験した1年生が履修する科目になります。
「学校体験」では,大学に入学後,1年生の前期に学校での活動を経験します。今まで,色々と教えてもらう側の立場だった大学生が,教える側の立場として学校に行き,様々な教育活動や子供たちの様子を観察し,学校現場に慣れること,また,教える側としての意識をもつことがねらいでした。
「学校教育の実践と省察Ⅰ」では,それらの経験を踏まえた上で,教師の指導や関わりを視点として観察者という立ち位置で,学校での実習に取り組みます。観察に当たっては,学習指導や生徒指導などの視点に沿った自分の目標(自己目標)を設定し,実習後には,自己目標に沿って1日の活動を省察します。また,個人で振り返ることに加えて,中間指導や事後指導ではグループで省察した内容を交流し,今後の実習に向けての学びを深めていきます。
「学校教育の実践と省察Ⅰ」の活動記録には,学校現場で先生方から教わったこと,子供たちとの関わりから考えたこと,それらと大学での学びのつながり等が記されています。2年生で実施される「学校教育の実践と省察Ⅱ」に向けて,理論と実践の往還を図りながら,教師として成長していくことを期待しています。
①学校での実習
②大学での省察