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NEWS(学生の活躍)大学4年生対象「第2回教員採用前プレセミナー」を実施しました

2024年12月17日

 12月13日(金)に、第2回「4月から『先生』になるための教員採用前プレセミナー」を実施しました。前回参加した3名の学生に加えて、新たに9名の学生が参加しました。

 第2回目のテーマの一つは、「安心?安全なクラスづくりのための『4月の学級開き』」ということで、児童生徒が登校してくる1日目までにどのようなことを決めておく必要があるのか、そのためにはどういう準備が必要なのかを考えました。学校の教員の4月はとても忙しい時期ですが、その中でも学級担任は「優先順位」を見極めて仕事を進めていく必要があります。参加した学生の「少し不安を解消することができた」というコメントの「少し」というところには大きな意味があるように思います。1年目から、しかも4月から学級担任としてすべてに自信をもって取り組むということはなかなか難しいと思います。しかし、事前情報が少しでもあることや心構えができているということは、4月からの教職生活にもきっと役立つことと思います。

 テーマのもう一つは、「保護者とのコミュニケーション」でした。参加した学生の「若手教員がどう保護者から見られるか、前からすごく怖いと思っていた」「電話対応や保護者対応に関する講義があればいいと思っていた」と言うコメントから、不安を感じているテーマの一つだったということが改めて分かりました。今回は、小学校教員の経験があり、保護者の立場でもあり、現在は、放課後等デイサービス事業の運営をされている角田めぐみ様(特定非営利活動法人ソレゾレ副理事長)に講師としてお越し頂き、リアルな声を学生に届けて頂きました。
 「先生としての『軸』がないように思える先生は、保護者としては不安に思う」「電話で正しい対応ができる先生を目指してほしい」「(自分自身の学校の教員経験から)専門職の教師として自信をもって役割を発揮できるようにしてほしい」という熱いメッセージを頂きました。
 学生からは、「いろいろな状況に対する対処法やマインドを教えてもらったことで少し怖さがなくなった」、「保護者側の考えが聞けて、今までの自分には知ることがなかったことを聞けて良かった」、「自分自身を振り返ると、正しい敬語が使えるか、社会常識があるのかなど、まだまだ自分で学べるのに身についていないことがたくさんあると思った」という振り返りが出されていました。

 これまでの教員採用前の準備は、学生個人に委ねられているところが多くありました。現在は、教育委員会が採用前の研修会を対面やオンラインで積極的に行うようにもなってきています。本校のように大学でもそのような取組を行っていますが、これらは、学生が教師としてより良いスタートをできるようにすることで、今持っている高い志をより高めて力を発揮できるようにするためですし、「先生」を待っている児童生徒のためでもあります。当初は、2回の実施予定でしたが、実施?参加を希望する学生が一定数いましたので、第3回?第4回を実施することにしました。

 第3回は、1月10日(金)13時から行われます。「毎日の授業準備をどうするか?」「学級の掲示物をヒントに、学級開きで準備することを考えよう」というテーマで行います。現役の小学校の教務主任の先生をゲストスピーカーとしてお招きし、実際に学校で使われている掲示物をもってきて頂き、どのような準備が必要なのか、どんなポイントがあるのかを学ぶ予定です。


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