NEWS（お知らせ）未来の学び協創研究センター第１回セミナーを開催
2021年2月27日
令和3年2月27日(土)、北海道教育大学は、令和2年10月1日に設置した未来の学び協創研究センター主催による第1回セミナーをオンラインで開催し、全国から、大学教職員、小?中?高等学校教員ら、120人の参加があった。未来の学び協創研究センターは、急速に進みつつある社会のデジタル化や教育現場におけるICTの導入を受け、GIGAスキール構想推進拠点として設置されたもの。
セミナー当日は、蛇穴 治夫 学長の開会挨拶の後、後藤 泰宏 センター長から、センターの概要と方向性について説明があった。
続いて、高口 努 文部科学省大臣官房審議官による講演が行われた。高口氏は、国の教育政策を中心に、ICTの活用による個別最適な学びと協働的な学びの推進など、令和の日本型教育の構築に向けた今後の方向性と、大学の教員養成段階で求められる教育について説明した。
続いて、石井 英真 京都大学大学院教育学研究科准教授による講演が行われた。石井氏は、 Society5.0時代の学びや、ICTで学びの質を追求するための視点、一人一台端末を生かす視点について、授業改善を軸にした学校改善の取組を踏まえた自らの実践を織り交ぜながら説明した。
参加者からは、「今後、日本が目指すべき教育の姿のイメージを描くことができた」、「ICT機器の活用にあたってはハードとソフトを考える必要があることを再確認した」等の声があり、盛会のうちに終了した。
