教育学研究科修士課程学校臨床心理専攻の齋藤暢一朗准教授が、2024年12月14日(土)、15日(日)に開催された日本精神衛生学会 第40回大会にて研究発表を行い、優秀演題賞を受賞しました。

発表演題「オンライン型ひきこもり家族サポートプログラムの実践　 －葛藤とメンタライジングの視点から―」

齋藤准教授は、臨床心理士として主に不登校支援、ひきこもり支援を専門にし、特に長期化事例に対して家族介入と訪問支援によるアプローチ方法を用いて、医療、福祉、教育、被災地支援、司法等で幅広く研究を行っています。ひきこもり支援以外にも、トラウマケア、複雑性PTSD、アウトリーチ、スクールカウンセリング及び自殺予防等も研究の対象としています。

（以下、今回の受賞を受けての齋藤准教授のコメント）
　今回受賞いただいた研究は、長期ひきこもり事例の家族支援の一環として作成した心理教育プログラムの実践と効果検証を行った内容となっております。不登校やひきこもりは年々増加傾向にあり、かつ長期化が課題となっております。今後も効果的な支援につながる研究を続けていきたいと思います。
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