キャンパス紹介令和5年度 ソーシャルクリニック活動報告
北海道教育大学函館校では「ソーシャルクリニック?モデル」を提唱しています。地域の課題解決について、地域と大学が一緒になって処方箋を描く取り組みです。当センターでは、このソーシャルクリニック(SC)活動をはじめ、国際地域イノベーター人材養成プログラム(国プロ)の特色ある講義や実習、高大連携などに取り組みながら、地域の課題解決に教育や研究をもってこたえられるよう努めています。
令和5年度の活動を振り返ってみると、ソーシャルクリニックフォーラムの開催や、地域共生社会ワークショップの開催など、地域の課題のくみ上げのみならず地域の関係団体との協働による新たな試みにも着手することができました。
本学に在籍する学生たちのみならず、子どもからシニア世代まで地域の皆様に必要とされる大学であり続けるために、今後とも地域や学校との連携?協働を図ってまいります。今後とも当センターの取り組みにご理解?ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2024年3月
北海道教育大学函館校 地域協働推進センター
センター長 齋 藤 征 人
令和5年度ソーシャルクリニック活動報告
事業名 | 事業の概要 | 実施年月日 | 主な参加対象 | |||
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実施者 | 実施場所 | 参加人数 | ||||
ソーシャル クリニック フォーラム |
昨年度まで実施していた「巡回型サテライ ト?オフィス」を通して得られた成果?課 題について,これまで巡回した自治体等に 参集いただき振り返ると共に,自治体等間 の交流?連携機会の場とする。 |
令和5年 8月8日 |
道南地域の振興局?自治体 | |||
地域協働推進センター | 北海道教育大学函館校 | 自治体等 職員20名 学生10名 |
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地域共生社会ワークショップ (高大接続) |
市内高校生が大学生と一緒に実際の大学の 雰囲気を体験しながら,地域共生社会の実 現に関わる「人のつながり」など3つのテ ーマを対話を通して深く考察する。 (9/16開催分) (10/22開催分) (11/18開催分) |
令和5年 9月16日, 10月22日, 11月18日 |
市内高校生 | |||
地域協働推進センター,函館市 | 北海道教育大学函館校 | 高校生, 大学生 計77名 |
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SPORTS 北海道 |
地域の人々を対象としたスポーツや健康の 維持?増進活動。 |
令和5年 5月~ |
小学生と その保護者,幼児,高齢者 |
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吉村 功教授(SPORTS北海道代表) | 北海道教育大学函館校, 鹿部町中央公民館 |
※延べ人数 幼稚園児 28名、 小学生 137名、 大人 111名 |
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サマースクール2023 in 函館 |
函館市,北斗市,七飯町に在住の知的障害児 を対象とした夏季休業中の余暇支援。 |
令和5年 8月7日~10日 |
函館市, |
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細谷 一博教授,五十嵐 靖夫教授, 北村 博幸教授,廣畑 圭介講師 |
函館市立 八幡小学校 |
幼児児童 生徒23名, 学生62名 |
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江差 ソーシャル クリニック |
江差町の地域課題解決に向けて町役場? 町民?大学(教職員?学生)が協働して 取り組む。 ①江差まちあるきツアー ②江差姥神大神宮渡御祭参加体験 ③第4回ニシンチャレンジカップ |
①令和5年 5月13日 ②8月9日~12日 ③11月11日 |
①?②本学学生 ③町民?観光客 |
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齋藤 征人教授,古地 順一郎准教授 | ①?②江差町 ③江差町 法華寺通り商店街 |
①学生?留学生35名 ②学生11名 ③町民?観光客158名 |
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函館 ソーシャル クリニック |
函館市の南茅部地域を中心に,東部4地域で 約2週間の地域滞在型インターンシップを 実施。東部4地域を巡る周遊ツアーのモデ ルコースと,各地域の振興策について検討 ?提案した。 |
令和5年 8月14日~26日 |
本学学生 | |||
齋藤 征人教授 | 函館市 南茅部支所など |
大学生3名 | ||||
国際地域 イノベーター人材養成 プログラム |
国際地域イノベーター人材養成プログ ラム(通称「国プロ」)は、2018年度 から実施している「HAKODATEコンシ ェルジュ養成プログラム」の進化版と して,多文化協働?共生を実質的に推進 できる人材を養成するために,2021年 度からスタートしたプログラムであ る。専攻やグループの垣根を超えて学 べる機会を提供することで,国際的な視 点で地域と共に成長していく人材を養成することを目指している。 |
2021年度~ | 本学学生 | |||
地域協働推進センター | 北海道教育大学函館校 | 2021年度は141名 (新入生291名) 2022年度は102名 (新入生296名) 2023年度は141名 (新入生299名) |