地域協働推進の取り組み第1回巡回型サテライト?オフィスを渡島総合振興局で実施しました
2020年9月23日
令和2年9月18日(金)に、渡島総合振興局において、2020年度第1回「巡回型サテライト?オフィス(情報交換会)」を実施しました。「巡回型サテライト?オフィス」では、本校の概算要求事業「国際地域イノベーター人材養成事業」内「ソーシャルクリニック」活動の一環として、地域協働推進センターが道南の各地域に出向き、それぞれの地域の課題やニーズを直接うかがうとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて、情報や意見の交換を行っています。
会の前半では、大学側から国際地域学科の趣旨や地域協働活動の現状等について説明しました。また、同行した地域協働専攻?国際協働グループ3年生の髙山結依菜さんと地域政策グループ3年生の杉之原萌衣さんからは今夏取り組んだ森町での「地域づくり支援実習」について、附属中学校の中村吉秀校長と郡司直孝教諭からは附属中学校による地域貢献の取り組みなどを紹介しました。
後半の意見交換では、「来年、再来年は外国人観光客をどのようにして呼び戻すか。学生のアイディアを聞きたい」「道南では、学校がどんどん小さくなり、統廃合が進んでいる。小さくなっていく学校をどうやって機能させたらいいか。地域の中の学校にどんな意義があるのか、ということも考えているので、地域おこしと一緒に地域の学校の役割は何か、学校があることによって地域はどうなるのか、学校にとって地域があることはどういうことなのか、なども吟味してもらえたらうれしい」といったご要望をお寄せいただき、今後へ向けて重要な示唆を得ることができました。
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今年度の巡回型サテライト?オフィスは全7回を予定しています。他の会場での様子や、本取り組みの詳細については、巡回型サテライト?オフィスのページをご覧ください。
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▲中村吉秀附属中学校長より遠隔合同教員研修などのご紹介▲