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地域協働推進の取り組み巡回型サテライト?オフィス(檜山振興局)を実施しました

2021年10月12日

 令和3年10月1日(金)に、檜山振興局にて今年度第2回の「巡回型サテライト?オフィス(情報交換会)」を実施しました。

 「巡回型サテライト?オフィス」では、本校の概算要求事業「国際地域イノベーター人材養成事業」内「ソーシャルクリニック」活動の一環として、地域協働推進センターが道南の各地域に出向き、それぞれの地域の課題やニーズを直接うかがうとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて、情報や意見の交換を行っています。

 会の前半では、大学側から国際地域学科の趣旨や地域協働活動の現状等について説明しました。また、同行した地域協働専攻?国際協働グループ3年生の秋山ひかるさんからは「観光コンシェルジュ実習」への参加報告がありました。旗や資料の事前準備など、外部講師から学んだ観光ガイドの心構えを紹介する場面もありました。中村吉秀特任教授からは「教職大学院の特徴や人材育成」について、附属函館中学校の白川卓副校長、郡司直孝教諭からは「附属函館中学校が取り組む遠隔授業や教員研修」の紹介をしました。

 後半の意見交換では、檜山振興局から「学生の力を借りて観光産業の活性化をはかりたい」「学生目線の観光ルートや、檜山の夕陽をメインとしたイベントの発案をしてほしい」「短期移住施設を活用した滞在型研修を検討してほしい」といったご要望が寄せられました。また、本会にご参加いただいた檜山教育局からは「学生の郷土愛や地元の仕事への理解を深め、進学や就職後に地元に戻ってきたくなるような仕組みを作りたい」「地域と連携した総合的探究活動を計画するアイデアやノウハウを知りたい」といったご質問やご要望が寄せられました。地域づくり?観光?教育それぞれの視点から、取り組み事例のご紹介や連携に向けた意見が交わされ、今後に向けて重要な示唆を得ることができました。
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 今年度の巡回型サテライト?オフィスは、他地域での開催を調整中です。これまでの本取り組みの詳細については、巡回型サテライト?オフィスのページをご覧ください。

▲齋藤地域協働推進センター長よりこれまでの取り組みをご紹介▲


▲学生による「観光コンシェルジュ実習」プレゼンの様子▲
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