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地域協働推進の取り組み巡回型サテライト?オフィス(渡島総合振興局)を実施しました

2022年11月8日

 令和4年11月7日(月)に、渡島総合振興局にて2022年度第5回の「巡回型サテライト?オフィス(情報交換会)」を実施しました。

 「巡回型サテライト?オフィス」では、函館校「ソーシャルクリニック(地域の課題を診断し、解決のための処方箋を書き、治療を実施する協働の仕組み)」活動の一環として、地域協働推進センターから道南の各地域に出向き、それぞれの地域の課題やニーズを直接伺うとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて、情報交換と意見交換を行っております。

 会の前半では、大学側から国際地域学科の趣旨や地域協働活動の現状等について説明したあとで、中村吉秀特任教授?附属函館中学校校長からは「教職大学院の特徴や人材育成」および「附属函館中学校が取り組む遠隔授業や教員研修」についての説明がありました。また、同行した地域協働専攻?国際協働グループ3年生の前田晴香さんから「観光コンシェルジュ実習」への参加報告がありました。

 後半の意見交換では、「アドベンチャートラベルについての考えを聞きたい」「大学生が観光ガイドをおこなう実習では、実習後に地域に対する提言などはおこなっているのか」というご質問や「次年度からの北海道教育推進計画においてはSDGs?ESDの推進が第一に掲げられており、教育現場では専門家に対するニーズが高まると思われる。SDGsに関連したシーズ集や、教員だけでなく大学生が講師役になるような取組も求められるのではないか」といったご意見も寄せられました。

 それぞれの視点から、取り組み事例のご紹介や連携に向けた意見が交わされ、今後に向けて重要な示唆を得ることができました。

 今回をもちまして、2022年度の巡回型サテライト?オフィスの全日程が終了しました。今年度の全5回で頂戴した貴重なご意見やご要望等を基に、来年度はさらに改善を図りつつ実施して参りたいと考えております。計画が決まり次第お知らせいたしますので、今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。これまでの本取り組みの詳細については、巡回型サテライト?オフィスのページをご覧ください。


▲歓談の様子▲


▲今後の密な連携についてもご要望をいただきました▲
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